新聞標題【民報】【專文】除輻射用偏方 傳福島牛隻大量死亡
寄件人 E-mail
收件人 E-mail

【專文】除輻射用偏方 傳福島牛隻大量死亡

 2017-10-14 14:20
政經東北報導牛隻因過剩鉀肥而導致大量死亡的議會質詢。圖/政經東北網站截圖
政經東北報導牛隻因過剩鉀肥而導致大量死亡的議會質詢。圖/政經東北網站截圖

讀者問:「聽說日本為了減少福島核災帶來的輻射污染,在核災區使用增量鉀肥,來抑制作物吸收放射性銫,但既然有學者提出但書,之後是否有發生什麼問題呢?」確實傳出問題,福島幾個地方都在關切,因為施用增量鉀肥的關係,牛隻健康狀況受影響,甚至連續死亡的案例。

2016年,福島縣伊達市、福島市、福島縣議會、參議院等,都有議員提出質詢此事。福島市議員佐佐木優,在質詢裡提及(註1),縣北家畜保健衛生所提出報告,懷疑小牛剛生下來就站不起來,以及牛隻相繼死亡的原因,是增量鉀肥導致低鎂血症所致。


日本東北媒體「政經東北」(註2),以「因鉀肥過剩牧草,大量牛隻死亡」(カリ過剰牧草で「牛の大量死」)為標題(見上圖),報導伊達市議員佐藤清壽追問此事的情形(見上圖、註3),「從北海道等縣購入牧草的酪農,牛隻不會發生這樣的問題,有知識的酪農,知道照上級給的方法處理,鉀含量還是太高,自己會再混更多的一般牧草降低鉀濃度,也沒有問題。」

儘管佐藤事前已通知市政府,要準備資料與調查,但主管首長一問三不知,只表示牛隻死因待查等等,讓議員十分憤慨。參議院議員紙智子,為此在國會質詢農林水產省,農林水產大臣回應,會委託福島縣政府進行調查。

增量鉀肥自2012年開始施用。2013年4月,福島縣農林水產部指導酪農,增量鉀肥種植出來的高濃度鉀牧草,需混合低鉀的一般牧草,否則牛會生病,例如乾乳牛會缺鈣缺鎂,導致乳房浮腫、子宮回復延遲等,而肉牛等其他用途的牛隻也會有低鎂血症等其他問題。儘管如此,其後仍然發生牛隻生病、死亡的狀況。


政經東北報導牛隻因過剩鉀肥而導致大量死亡的議會質詢。圖/政經東北網站截圖

鉀不足與過剩都會引起問題,農業專家(註4)關祐二指出,現在日本農作鉀過剩比鉀不足更需要注意,鉀過剩攝取,會讓作物顏色偏濁黑、有異樣,而且妨害鎂等其他重要元素的吸收,讓消費者得不到完整的營養;「反覆使用錯誤的方式栽培,土壤狀態會受影響,結果,土地也會老實地反應出來。」

先前文章介紹,因鉀肥裡有成份跟代鹽一樣,對於腎臟病病人來說,有健康方面的疑慮。全國土壤之會會長、東京農業大學名譽教授後藤逸男指出,增量鉀肥土壤,有高達16000貝克/公斤的鉀40,農夫會有輻射被曝風險(超過國際原能總署標準),且「這些事實要正確地傳達給農業生產者跟消費者。農產品的放射能測定值表示,應該要併記鉀40的測定值。」

日本東北農業放射線研究中心所長、信濃卓郎則指出(註5),增量鉀肥還有很多問題,像是動用賠償金去做,若賠償金用完,也無法繼續施用;不是每一種作物都能有同樣好的效果;有些災區仍然有輻射塵降下,空氣跟水都受到污染,再度耕作是否適宜?此外,一般網友也會追問銫以外的人工核種污染問題等等。

核輻射污染面積廣大,施用增量鉀肥不僅只福島,還包括千葉等縣市,台灣進口大量日本食物,研究指出慢性腎臟病高達200萬人,影響程度不同一般,媒體報導最好帶到前述警訊,如此民眾選擇飲食,才有周全的判斷基礎。

註1:原因としては、カリ過剰の牧草を食べた牛のマグネシウムとカルシウムの吸収が阻害される低マグネシウム血症による死亡が考えられるのではないかと県北家畜保健衛生所からの報告があります。(平成28年 9月定例会議-09月08日-03号 2番 佐々木優)
https://tinyurl.com/y6upbmnq

註2:カリ過剰牧草で「牛の大量死」発生 窮地に立つ酪農家を救済せよ!!(政経東北 AUGUST 2016,平成28年 8月号)
http://www.seikeitohoku.com/back/201608.html

註3:見文中附圖,或質詢錄影檔。
http://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/gikai/gikaivod-20160908.html

註4:カリウム過剰の作物はどうなるかと言うと、全体がどす黒い感じになります。そして、通常植物は先端は淡い緑色で下の方の古い葉は濃い緑色とかというように、部位による色の違いがありますが、それがなくなります。
....「カリウムの贅沢吸収」と称されています。これはぜひ知っておいてください。これが困るのは、商品として流通したとき、腎臓病を患っている人などカリウム摂取が制限されている人にとって問題となるということです。

問題は他にもあります。と言うのは、作物がカリウムを過剰に吸収するということは、カリウム肥料の与え過ぎや土壌中にカリウム成分が多過ぎることに外なりません。これは、実はマグネシウムやカルシウムのような大事な成分の吸収を大きく阻害することに直結しているのです。
これは栽培上も問題ですが、やはり商品としての問題にもつながります。私たちが野菜を食べることの意味は、カルシウムやマグネシウムなどを摂取することにもあるわけですが、カリウム過剰な野菜等の作物は、それらの成分が不足ぎみになるということを意味します。(作物の栄養(11)カリウム過剰の問題)
http://www.foodwatch.jp/primary_inds/sekisoil/12727

註5:対策としてカリウムを大量に投入しているからです.投入のためのカリウムの費用は賠償金で賄われています(文部科学省 2014).いずれこの賠償金が無くなったときに,果たしてこのままカリウム投入による移行抑制対策を継続できるかどうかは疑問です.対策がとれなくなったときに,基準値超えを抑制することができるのかどうかは,冷静に判断していかなければいけないでしょう.
また,問題は稲だけ ではありません.あんぽ柿もそうですし,去年は大豆からも放射性セシウムが検出されています. そしていま一番厄介なのは牧草です.牧草は,いまだにサンプルの1%以上で基準値を超えてしま い,非常に対策が困難です(農林水産省 2015).このようにたくさんの問題が残っています. もう一つが,営農再開をどこまで進めるかということです.いまでも大熊町や双葉町などの原発 に近い地域の一部は,線量が高くてとても入れません.国の方針としては,それらの地域でもきち んと対策をやっていくことは決まっています.ただし,そこは放射性セシウム濃度も高く,水も汚 染されている,そして原発が片付いていない以上,いまでもわずかながら放射性降下物がある.そ のような地域で,農業を本当に再開して良いのかどうか(農業再建への研究者としての取り組み)
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/59584/1/web_Costep17_8.pdf

註6:本文經上安舞子女士審稿,包括翻譯、編譯與改寫等。


專文屬作者個人意見,文責歸屬作者,本報提供意見交流平台,不代表本報立場。

相關新聞列表
生活食堂